レイズナー

米ソ冷戦当時の時代を色濃く反映したストーリー。

敵を殺さないように戦う主人公は後のターンＡガンダムのパイロットのよう。
かっこさえよければ人殺しO.K.の戦争物とは一線を画しています。

また、圧倒的な科学力の差によって、
地球が完全に制圧されてしまうのは、
宇宙戦艦ヤマト完結編のよう。
後半は抵抗運動の物語になっていきます。

機動戦士ガンダム同様、打ち切りになってしまった物語ではありますが、
顔こそガンダムに似ているものの、
作品としては非常に個性的で、おもしろいです。

そんなレイズナーが、21世紀によみがえります。


ＳＰＴで一番好きなのは、レイズナーです。ガンダム以降、主役機よりも敵機の方が人気が高いものが多いですが、レイズナーは文句なしにかっこうよいです。旧作プラモでも、レイズナーとはめったにお目にかかれません。レイズナーの股関節、背部バーニア、足首は、見えない部分を削ることで可動範囲を広げられ、よりかっこうよいポーズが取れるようになります。関節はガンプラほど凝ってはいませんが、むしろくねくねしてしまわずによいポーズが取れるというものです。ガンダムを発売しているバンダイの商品だけに、とても質の高いプラモです。

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